中学受験は親も学ぶ家族が勝つ
中学受験は親の受験という言葉があるように、小学生が挑む受験において保護者の方が果たすべき役割は非常に大きいものがあります。
「合格するかどうかは本人次第だから」というのは高校・大学受験からのお話です。
中学受験においては、合否を分ける最大の要因は、お子さまでも、塾の先生でもなく、親であるあなたにあると言っても過言ではありません。
まだ年齢が10歳そこそこの子供が、志望校に合格するための勉強を自主的に継続するには、親の適切な関わりが無しにはあり得ないのです。
だからこそ受験生の親としてどうあるべきか?を学ぶことが求められています。
子供たちが毎日新しいことを勉強するように、“受験生の親”という役割をどう果たすのか真剣に考えなければいけません。
勉強法を理解しているか?
受験は努力と根性。とにかくがむしゃらに勉強すればいい。
確かに一面では真実です。大して頑張りもせずに楽して合格したいというのは甘いです。しかし、間違えた勉強法で夜遅くまで長時間机に向かっても、成績は上がりません。
駄目な勉強のやり方では、いくら頑張っても駄目なのです。
受験生の親としてはどうしても「どれだけ勉強をしているか」にとらわれがちですが、本当に大切なのは「どんな勉強をしているか」なのです。
受験には一定のテクニックがあります。ある部分は間違いなく要領です。しかし要領がいいかどうかは子供の性格や才能では決まりません。
正しい勉強法を知っているから要領よくできるのです。そしてそれを教えるのは親の役割です。何も周期算やつるかめ算を親も解きましょうということではありません。
「勉強ってこうやればいいんだ」とお子さまが理解できるようなやり方を教えてあげることが求められているのです。